食事の健康活動の一環で、「ローフード」という言葉や考え方があります。
今回はローフードとはどういう意味なのか、その生活をすることによって、体の健康がどのように改善されるのかメリットやデメリットを紹介します。
ローフードを中心とした野菜の酵素や栄養を取り入れる生活法についてもまとめました。
ローフードとは?
ローフードとは Raw(生の)Food(食べ物)のことを指しています。
生の食べ物や、酵素を多く摂取することで体の健康を保とうとする考えを指す場合もあります。
ローフード中心の食生活(ローフーディズム)をすることによって、美容効果や体質改善、ダイエット効果があるとしてアメリカのセレブを中心に全世界で流行しています。
ローフードの食生活で何が変わるのか
身体の代謝について
ローフードの食生活に切り替えることで、身体の代謝を良くし、毒素の排泄を促すことが出来るようになります。
なぜ、代謝が良くなるのかというと人間のからだの仕組みが関わっています。
人間には、消化酵素と代謝酵素と呼ばれる二種類の酵素が備わっています。
- 消化酵素→食べたものを消化するときに使う
- 代謝酵素→生命維持で使われる
消化酵素は名前の通り、食べ物を食べたときに消化するときに分泌されるものです。
代謝酵素というのは、呼吸、血液を動かす、栄養を取り込むなど生命維持に必要な活動のときに分泌されるものです。
どちらも生きていくために必要不可欠なものなのです。
食生活と関係のある酵素
上記の2種類の酵素は1日に出る量は一定で決められていると言われています。
例えば、1日の食事がサラダや生野菜以外の加工食品などで構成されている場合、消化酵素を多く消費してしまいます。
消化酵素を多く使用するほど代謝酵素のために使える酵素の量は減ってしまいます。
このような食事が毎日続くとどうなるでしょうか?
血液の動きや、毒素の排出が少しずつ滞ってしまい、肌荒れや便秘、疲れやすさの原因になるのです。
これを解消するには食べるものを変える必要があります。
消化酵素が増加する
そこでローフードの出番です。
ローフード(生の野菜)は第三の酵素である「食物酵素」と言うものを持っています。
みなさんも野菜や果物を放置して熟したり、傷んだりした経験はありますよね?
生の食べ物には自らを消化する力が備わっています。
自らの力で消化してくれる野菜を食生活に取り入れることで、人間の消化酵素を使用することなく栄養を取り込むことが出来ます。
通常の食生活で使うことのできなかった代謝酵素が余るので、その分肌質の改善や毒素の排泄などの代謝に回すことができるようになるのです。
ローフード(生の野菜)を食べるだけで代謝のはたらきが大きく改善されます。
ローフードのメリット
ローフードを取り入れることで代謝のはたらきが改善されると、以下のような効果があると言われています。
- 便通が良くなった
- 肌の調子が良くなった
- 頭がクリアーになった
- アトピーやニキビが治った
- 性格が温厚になった
- ダイエット効果を感じた
- 疲労感が残らなくなった
- 頭がスッキリする
- 朝スッキリ起きられるようになった
ローフードを食生活に取り入れるには
ローフード(生の野菜)を習慣的に食生活に取り入れるのはとても大変です。
毎日野菜をスーパーで探して、安全なのか、産地はどこなのか、気にしてしまうとキリがありませんよね。
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食の安全性が気になる方はぜひ検討してみてください。